投資ジャーナル事件

架空の投資のみ行われていた!?

投資ジャーナル事件について案内していますが、投資ジャーナル事件とは架空の投資を謳っているだけの詐欺行為です。

利殖詐欺などで良く見かける「1年後に何倍も儲けが出ます!」という謳い文句でお金を集めているだけで、実際は投資そのものも行われていなかったのです。
また、このような行為であれば詐欺として発覚するのも早かったのでは?と思う人もいるでしょう。
ですが、以下のような理由もあり利殖詐欺に引っかかっていたと、告発する人は少ない状況のまま問題は進展していったのです。

第一の理由として、利殖詐欺であるかどうか判断する基準がありません。
例えば、1日毎に儲けの一部を支払いますというものであれば、すぐに利殖詐欺などは分かるようになっているのですが、お金というのは投資信託で使ってしまうと、1ヶ月後、3ヶ月後に利益が発生する仕組みになっているため、安易に騙されていると思う人も少なかったのです。
儲けは大きいのだから小さい損失くらいは黙っておこう・・・というのが、このような事件に関わってしまった人の心情でしょう。
ですが、怪しすぎる事件なので専門家に相談するくらいはしておいたほうが良いです。

第二の理由として、会社が存在するという理由があります。
投資ジャーナル事件でもそうですが、利殖詐欺などが発覚する会社というのは、今まではまともに経営を行っていた企業で多く見つかります。
つまり、人によってはいつかは利用しようと検討している会社の1つのため、まさかそのような業者で詐欺事件に遭遇するとは・・・という心情なのです。
また、このような事件は返金保証も存在するのでは?と思っている人がいるため、全損しないとたかをくくっている人も多く、そのために事件発覚が遅れるケースも少なくありません。

今では認可制

投資ジャーナル事件のような事件が起きたため、今では取引を行う人物、企業は認可制となっています。

昔のように好きなように取引できるわけではありません。
認可が下りていない場合は、取引の前に取引が中断となるのですから、取引失敗という結果で終わります。
実際に投資している状態を確認できないため、投資信託を行った個人もそのことをすぐに確認できるでしょう。
また、認可が下りていることも大々的にアピールしているため、信用のおける企業で取引をしたいという方は、そのような業者を利用されると良いです。

もしくは、利益が1年間で100%のように大きな儲けが出ると謳っているものは、極力避けるようにしましょう。
知名度の低い業者ほど、このような手口で自転車操業を繰り返しているのです。
返金保証もありませんので、利用しても得をするところがまったくありません。