ネットワークビジネス勧誘の特徴と対策
ネットワークビジネスの勧誘に注意
以前からある詐欺的なビジネスとして、「ネットワークビジネス」が挙げられます。
ネットワークビジネスとは、「紹介」で販売経路を広めるビジネスです。
ある人が別の人に商品を紹介すると、紹介した人に紹介料として報酬が入る仕組みになっています。
そのため紹介者は報酬を得るために、不特定多数の人へ強引に商品を紹介することがあるのです。
ネットワークビジネスの勧誘への対策
ネットワークビジネスを行っている人はたくさんいて、日常生活の中で気付かないうちに誘われることがあります。
対策方法として、まずは初対面が不自然なくらい食事やお茶に誘ってきたら、断るように気をつけましょう。
ネットワークビジネスをしている人は、食事やお茶の席でビジネスに誘うことが多いです。
まだあまり関係が深まっていないのに「今度遊びに行こうよ」「お茶でもしようよ」と誘ってきたら、注意しましょう。
もちろん食事やお茶をしたからといって、強制的にネットワークビジネスを始めなければいけないわけではありません。
ただ、話が上手な人の場合、話を聞いているうちに自分もネットワークビジネスをやってみたいと思うようになることがあります。
また、知らない人からSNSの友達申請がきた場合も、注意が必要です。
ネットワークビジネスをしている人は、とにかく次にビジネスや商品を紹介できる人を探しています。
そのためSNSでさまざまな人とつながり、「よかったら会いませんか?」と誘うことがあります。
特に異性から友達申請がくると、つい嬉しくなってしまいがちです。
「恋愛につながる可能性があるかもしれないし、会ってみよう」と思ってお茶などへ行ったら、実はネットワークビジネスをしている人だった、ということがあります。
さらに、「人生をもっと考えたほうがいい」のようにアドバイスをしてくる人にも、気をつける必要があります。
ネットワークビジネスをしている人は「今の仕事で本当にこれから満足のいく収入を得られるの?自分でビジネスを始めれば、将来の不安がなくなるよ」のように不安をあおり、ビジネスに勧誘するのです。
イベントに誘われることもある
上記のような誘い方のほかにも、バーベキューや飲み会などのイベントに誘われることもあります。
初対面の人が「今度いろんな人が集まってバーベキューをするんだけど、良かったら来ませんか?」のように誘ってきたら気をつけましょう。
バーベキューや飲み会は楽しそうなイメージがあるため、つい多くの人が興味をもってしまいがちです。
しかし参加すると本格的にネットワークビジネスの勧誘をされて、「仲良くなった人からの誘いだし、やってみようか」と感じることがあるのです。
このようにネットワークビジネスは、さまざまな方法であなたを誘ってきます。
十分に気をつけましょう。