シロアリ業者詐欺

それ本当にシロアリ?

シロアリ業者詐欺というのは、シロアリが多数存在するので駆除を勧めるという内容の詐欺です。

近年では、世代をまたぐ形で住宅を再利用されている人が増えているため、シロアリ業者詐欺も有名になってきました。
人によっては、1度だけでなく2度以上もリフォームを依頼したという人もいますが、そのような人ほどシロアリ業者詐欺に引っかかりやすいと言われています。
その理由ですが、以下のような理由があるため引っかかりやすいと言われていますので、安易に自分は騙されないと思っておいたほうが良いでしょう。

まず、シロアリ業者詐欺に引っかかりやすい人は、シロアリと羽アリの区別がまったく付きません。
また、家の中には材質によりますが無数のアリ、もしくはアリに似ている生物が棲みついています。
なので、家の一部(主に床下)を個人の力で確認されても、無数の虫を確認することができるでしょう。
ただ、シロアリが複数見つかると建築物がダメになっている・・・というわけではありません。

そのため、シロアリ業者詐欺に引っかからないために、冷静な判断力を失わないということが大事です。
例えば、シロアリ業者が訪問してきた際に、「床を見せていただきます」という言葉は信用しても、「この床はもうダメになっています」という言葉は信用しないようにします。
これは業者が依頼を受注するために、わざと言っているだけの言葉なので信用には値しません。
このようなことを執拗に言われた際は、「本当にシロアリがたくさんいました?」と聞いてみましょう。

その際に写真撮影などで証拠を押さえていないようであれば、この業者は詐欺を行っている可能性があると思って良いです。
今ではスマートフォンでも撮影、録画が簡単に行える時代なので、業者がこの対応を行っていない場合は怠慢以外のなにものでもありません。
このような業者は怪しいと思って依頼を行わず、他の信用の高い業者に調査を依頼したほうが賢明です。

業者としての評判もチェック!

近年では、シロアリ業者詐欺でも飛び込み営業に近いものもあるので注意してください。

具体的には、「お宅の物件にはシロアリがいるかも知れません」という飛び込み営業を行ってきます。
ですが、その時点では一切信用しないようにしましょう。
今では、インターネットという便利なツールがあるのですから、まずは業者が本当に存在するか、評判は良いのかチェックしたほうが良いです。
業者の中には調査料だけで高い調査料を請求する業者もいますし、良くわからないオプションを付けて高額の修繕費を請求する業者もいます。

業者として長続きしていても、実態を知ってしまうとシロアリより酷いという業者は多いのです。