カンボジア不動産投資詐欺事件

昔から良くある詐欺事件

カンボジア不動産投資詐欺事件というのは、お金を騙し取る目的で投資を募るという内容の事件です。
カンボジア不動産投資詐欺事件のような事件は昔から存在するため、似たような被害にあっている人は多くいます。

では、どうしてカンボジア不動産投資詐欺事件が注目されるようになったのか?というと、最近になってどのような事件であったのか明らかになったからです。
国内では200名が被害に遭い、総額では20億円を騙し取られる内容となっているため、他の詐欺事件に比べて悪質として注目されるようになりました。
また、このような事件の被害にあっている方は資産家が多いと思われがちですが、今では老人、もしくは投資の経験が無い中高年が騙されています。
そのため、高齢者を狙った悪質な事件としても記憶に新しいものが、カンボジア不動産投資詐欺事件なのです。

また、このような事件の特徴にペーパーレスがあります。
実際に物件を見るのではなく、良い物件があれば買い取りますよ・・・という案内を行っておき、実際にカンボジアにある不動産の購入を行った人に対して、詐欺を働くという内容になっているのです。
高額で買取ってもらえるということで購入を決意してしまう人もいますが、実際は高額で買取ってもらえないため、そこではじめて詐欺にあったと気付くわけです。

ですが、カンボジア不動産投資詐欺事件のような詐欺は昔から存在します。
基本的にお客になる側が先にお金を支払うという不動産投資には手を出さないほうが良いでしょう。
従来の不動産投資というのは、決まった金額を納めることで投資信託がスタートするという内容になっています。
つまり、全額を使っての購入はほとんど存在していません。
それと、このような詐欺行為を繰り返している企業、個人はすでに警察に被害届が出ていることも多く、事件になる一歩手前というケースが多いです。
怪しい!と思った際は警察に連絡を入れてから、本当に購入すべきか検討されると良いでしょう。

実地の確認が重要

カンボジア不動産投資詐欺事件などで良く販売されている物件というのは、主に更地である場合が多いです。
カンボジアの不動産は、これから不動産の建築を進めていく上で計画のみ立てておき、その後に建築がスタートするという内容になっています。

そのため、日本とは違い骨組みのようなものも建設地には存在せず、完全な更地になったまま放置されていることが多いのです。
なので、カンボジア不動産投資詐欺事件のような詐欺は、実地の確認を行っている人は騙されることが少ない詐欺でもあります。
このような詐欺ほど実地を確認されては困るので、そのことも怪しんで営業の話を聞くと良いでしょう。